ゼミナール論文が修羅場に陥る直前まで、


実は呑気に毎日映画館に通っておりました。


短期間に沢山の作品を観たので、個別での記事はつくれませんが、


ちょっとまとめてみます。



「ホテル・ルワンダ」★★★★★

ネット署名によって、急遽日本公開が決まったという映画。

実際に観てみて、日本でも公開されて本当に良かった!と心から思いました。

シンドラーよりも世俗的で身近な主人公ですので、

観ているこちら側も身につまされることが大変多いです。


「フライト・プラン」★★★☆☆

ピーター・サースガード目当てで観た映画第一弾。

前半はサイコ的な雰囲気でとても引き込まれましたが、

種明かしをされてからは一気にアクション映画になってしまったのが残念です。


「ジャーヘッド」★★★★☆

ピーター・サースガード目当てで観た映画第二弾。

湾岸戦争における米軍兵士を描いた映画です。

音楽や映像がとても良かったです。

淡々とした映画がお好きな方でしたら、楽しめると思います。


「オリバー・ツイスト」★★★☆☆

19世紀のロンドンを再現したセットの美しさ、役者の素晴らしさは一級品。

ただ、精神的にかなり辛いお話でしたので、

私はヘロヘロになって映画館から戻ってまいりました。


「ミュンヘン」★★★★☆

これもルワンダの大虐殺と同じく、

私の知らなかった事件を題材にした映画です。

世の中には、こうも重大事件があふれているのかと驚き、

そして自分の無知に恥ずかしくなりました。

ラストで、復讐の「象徴」がうつっているのも印象的でした。


「THE 有頂天ホテル」★★★☆☆

三谷さんの作品は、一見まとまりがないようでいて

実はピタッとひとつにまとまっているところが素晴らしいですね。

沢山の有名俳優さんが登場しますが、

誰もが目立ちすぎることなく、かといって埋没することもなく、

絶妙のキャスティングで映画を構成していました。



今後は「ブロークバック・マウンテン」「エミリー・ローズ」


「ゲルマニウムの夜」「シリアナ」あたりを観てくるつもりです。